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リズムの読み方【前編】音楽の先生が音符を0から解説します!

吹奏楽
楽譜を見て練習をしていると、
「音はわかるのに、リズムがわからない」
「読めてると思っていたら、先生に違うといわれた」

こんなことありませんか?

リズム感がないから・・・
センスがないから・・・

と諦めるのはまだ早いです!

 

私は音楽を長く続けていますし、先生として教えていましたが

リズムを読むことは得意ではありません。

自分の中で工夫して読みながら今も過ごしています。

 

リズムには規則があります。
しっかり理解すれば、少しの工夫で読めるようになりますよ。

リズムが苦手な私が読めるようになったコツを、前後編に分けて解説をします。

前編:音符について
後編:拍と拍子について

 

今回は前編「音符について」です。

音符にはそれぞれ、ドレミ(音名)とは別に、長さを表す名前がついています。

まずは、この長さを覚えていきましょう。

 

ドレミ(音名)編の記事はこちらです。

 

音符は算数

音符の名前のまえに1つ、考え方のポイントを書いておきます。

リズムを読むための音符は算数で考えるとわかりやすいです。

かんたんな足し算と割り算ができれば、十分理解できるはずです。

例えば、
1+1 2+1 4÷2
答えは、2・3・2 ですね。

この計算ができれば大丈夫です。

まずはこれを覚えよう!絶対必要ベスト3

では、音符をそれぞれ解説していきます。

1度にたくさん覚えようと思わずに、1つ1つ自分のペースで覚えていきましょう。

4分音符

まず、基礎の基礎、4分音符です。

 

この音符を1として、ほかの音符の長さを考えます
黒い丸に、ぼういっぽん。
これで覚えておきましょう。

8分音符

4分音符を1としたときに

半分の長さを表します

4分音符が1なので、数字で表すと0.5や2分の1になります。

 

そのため、

8部音符2コ=4分音符1コ
になります。

2分音符

4分音符を1としたとき

2つ分の長さを表します

4分音符より長いので、音符が白い

と覚えておくといいです。

 

図にもあるように、

2分音符1コ=4分音符2コ

になります。

 

 

ここで、ちょっとしたポイントです。
音符の数字が小さくなると、音符の長さは長くなります

音符になれてきたら覚えよう

1度にたくさんの音符を覚えることがむずかしい!

と思った方は

まず、

「4分音符」
「8分音符」
「2分音符」

の3つを覚えましょう。

 

なれてきたら、

あと2種類覚えて欲しい音符があります。

全音符

4分音符を1としたとき、

4つ分の長さを表します
全音符だけは音符に棒がない!
ただの白い丸です。

2分音符と同じく白い音符なので、

4分音符よりも音の長さは長くなります。

 

全音符1コ=4分音符4コ
になります

16分音符

さいご、に少し難しい音符の紹介です。

8分音符をさらに半分にした、

16分音符

4分音符を1としたとき

4分の1の長さを表します

8分音符1コの中に、16分音符は2コ入ります。
また、8分音符の半分は、4分音符の4分の1になるため
16分音符4コ=4分音符1コになります

攻略すれば、むずかしい音符を読むのが簡単になる16分音符ですが、

今回は、簡単な説明のみをまとめています。

むずかしいリズムの攻略法についてはまた別記事でまとめますので、お待ちください。

 

わかりやすく図で解説

音符について解説していきましたが、

「イマイチわからない・・・・」

と思っていませんか?

下の図をみてください。

この図は音符について解説している書籍でもよく書かれている図です。
色分けをして書いてみました。
※8分音符の下に16分音符がきますが、省略しています。

 

算数でも図や道具を使って数を理解していたと思います。

音符もこのように図にするとわかりやすくなります。

 

それぞれの音符の長さには、関係があり、

名前の数字が
小さいと音符の長さが長くなります
大きいと音符の長さが短くなります

それぞれに倍の関係や、半分の関係になっているのがわかると思います。

 

全音符1コは、

2分音符2コ・4分音符4コ・8分音符8コ

と同じ長さになります。

これを見ると、それぞれの音符の名前の由来がなんとなくわかるのではないでしょうか?

 

この図を覚えておくことで、次回の「拍と拍子」についての理解も早いと思います。

ぜひ、覚えてみましょう。

まとめ

私なりに「リズムを読む上での音符について」図を使いながら解説していきました。

この記事がリズムを読むための参考になれば幸いです。

 

最後に、音符の覚え方を簡単にまとめます。

・音符の長さは数字で、算数として考えるとわかりやすい。
・基本の音符「4分音符」から覚えよう。
・名前の数字が小さくなると音符の長さが長くなり、数字が大きくなると長さが短くなる。

文字よりも図のほうがわかりやすいと思うので、ブログの図を見て覚えてみましょう!

 

また、1度に全部を覚えようと思わずに、1つ1つゆっくり覚えていきましょう。

覚えることが辛かったらせっかくの音楽が、楽しくないものになってしまいます。

それは私も悲しいので、無理のない範囲で取り組んでいきましょう。

 

音楽に関する情報を他にも発信していますので、トップに戻っていろいろな記事を読んでみてください。

 

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