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【吹奏楽】金管楽器の種類と役割【楽器解説】

吹奏楽

こんにちはMiisaです。

入学式も終わり、部活勧誘期間が近づいているのでは。

 

吹奏楽に興味を持っている人は

 

新入生

・吹奏楽部に入部しようを思うけれど、どんな楽器があるんだろう。

・楽器の名前少しは聞いたことがあるけれど、知らない楽器はないかな。

・いろんな種類の楽器があるけれど、楽器による違いってなんだろう。

といった疑問を持っている人も多いのでは?

と思ったので、

吹奏楽にどっぷり浸かっていた私が楽器について解説していきます。

 

Miisa
Miisa

この記事を書いている私は、中学生で吹奏楽部に入部し、高校生の時に吹奏楽コンクール全国大会への出場を経験しました。

また、教員として吹奏楽部の顧問を務めていた元音楽の先生です。

 

前回の記事【吹奏楽】楽器の分類で解説した吹奏楽の楽器ですが、今回は管楽器の中の金管楽器について

・楽器の名前

・吹奏楽部での役割

を主に解説します。

金管楽器は唇を振動させて音を出す楽器

リードを振動させて音を出す木管楽器については、木管楽器の解説にて解説しています。

対して金管楽器は、唇の振動を利用して音を出します。

演奏するのに必要な指も木管より少なく運指が覚えやすいため、小学校のクラブ活動でも演奏されることが多い楽器です。

※木管楽器は両手の指を全て使って演奏することが多く、小学生だと手の大きさが足りず、演奏できないことがあるため、使われることが少ないです。

 

トランペット

「ラッパ」といえばこの楽器。それなりに有名な楽器だと思います。

吹奏楽では、クラリネット同様にメロディーやハーモニーを担当します。

ポップスではソロを割り当てられることも多く目立つので、華やかな印象が強い楽器です。

 

トロンボーン

楽器の歴史では実は一番古いと言われているトロンボーン。他の楽器のように指で音を変えるのではなく、スライドという構造を使って音を変えます。そのため、自由に音の高さを変えることができます。昔は「神様の楽器」と言われ教会音楽以外では使用されなかった楽器です。

吹奏楽では中音、中低音のメロディーやハーモニーを担当します。

しかし、トランペット同様に華やかなメロディーやソロを演奏することもある楽器です。

 

トロンボーンが教会音楽以外でも使用されるようになったのは、ベートーヴェン が交響曲第五番「運命」で使ったのが始まりだと言われています。さすがベートーヴェン です…。

 

ホルン

金管楽器の中では唯一、左手で演奏する楽器です。そして、音が出る場所が後ろを向いています。

吹奏楽では、アルトサックスとおなじ中音のメロディーやマーチの裏打ちを担当することが多いです。

出せる音の幅が広く、低い音から高い音へのグリッサンドどいう奏法で吠えるように演奏することもあります。これがまたかっこいい。

 

ホルンの独特な演奏方法は、昔ホルンが馬に乗りながら、狩をする際使われていたためと言われています。

右手で手綱をもち、馬に乗りながら音を出せるように左手を使い、獲物に気づかれないように音が出る場所は後ろを向いています。

 

ユーフォニアム

名前を聞いたときは「え、UFO?」と思ってしまう人もいたのでは無いかと思いますが、ユーフォニアムといいます。

2015年に「響け!ユーフォニアム」という吹奏楽部を舞台にしたアニメが主人公が担当していた楽器です。

吹奏楽では、中低音域を担当し、メインのメロディーよりも裏メロディー(副旋律)と担当することが多いです。

金管楽器の中でも機動力がよく、木管楽器のような細かいメロディーも演奏します。

 

テューバ(チューバ)

大きい楽器だ!という印象がとても強い楽器ですね。

吹奏楽では、主に低音を担当し、その大きい見た目通り、低いどっしりとした音が特徴的です。

メロディーをたくさん演奏することはあまりありませんが、吹奏楽の大黒柱と言ってもいいぐらいの支えをしてくれています。

 

ちなみに…

金管楽器に関してよく聞かれる質問がこちら。

金管楽器は、歯の矯正をしていると演奏できないって聞くけど、実際はどうなんだろう?

 

Miisa
みさまち

大丈夫です。ただ、矯正をしているが言っていましたが、表側で矯正をしている場合は、慣れるまで痛みがある場合があるそうです。

また、矯正器具を外した時も慣れるまでは吹きにくいと感じる期間があるようです。

少し前までは、矯正していることで楽器の選択肢を限定してしまうこともありましたが、最近では矯正していても、その生徒がやりたいと思う楽器の希望を取るようにしているところが増えています。

ただ、顧問の先生の判断になるのでなんともいえない部分はありますが。

 

まとめ

それぞれの楽器の魅力を知って、吹奏楽Lifeを楽しもう。

これまで、木管楽器と金管楽器を解説していきました。

見た目や音の好みはあると思いますが、それぞれの楽器に良さがあり、吹奏楽での役割があります。

部活ではどうしても楽器の台数などによって定員が決まっており、自分の希望通りの楽器を担当することができないこともありますが、演奏しているうちに魅力に気がついて楽しくなってくると思います。

 

私も中学生の時はフルートが演奏したいと思い吹奏楽部に入部しました。
いざ、吹奏楽部に入部して、全部の楽器を試奏してみた時はユーフォニアムがいい感じだったものの…
楽器の名前を知らなくて顧問の先生に伝えられず、気がついたらサックスパートになっていました…

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